こんな進路選択はイヤだ。
こんな進路選択はイヤだ。
私は絶対いきたい第一志望の難関大学があります。判定...こんな進路選択はイヤだ。
私は絶対いきたい第一志望の難関大学があります。判定はマークはいつもC判で記述はAかBなので
センターでうまくいけばうけたいと担任に言ったのですが、その担任が大反対します。 その理由が気に食わないのです。
なんでも、この学校はまだ歴史が浅いから、いきなり難関大は無理、だからお前たちの学年で
上位駅弁大をかためて来年以降につなげてくれ、ということです。
要するに、学校の未来の実績のため、犠牲になって、我慢して安全圏にいってくれということです。
挙句の果てには、マークも二次もB判定の国公立大学までだめだといわれました。
おそらくここはレベルの割りにマイナーだからだとおもいます。
私も、判定が悪いならあきらめますが、私にとっては学校の将来の実績など関係ないです。
それでも担任は絶対に受けさせないつもりだそうです。
これでも担任には従うべきなのですか?担任は正しいですか?思わずカッとなったので回答します。
今からちょっと前、学年最下位レベルの生徒が私の元にやってきました。
模試の成績を見ると
東京大学文科Ⅱ類 E
九州大学法学部 E
慶應義塾大学経済学部 E
この子に目標を定めさせ(東大文Ⅱ→公認会計士)、ひたすら励まし、大量に勉強させて3ヶ月後
東京大学文科Ⅱ類 E
九州大学経済学部 D
慶應義塾大学経済学部 E
いきなりD判定が出て、一緒に喜び合いました。
そして1年半後
東京大学文科Ⅱ類 D
九州大学経済学部 B
慶應義塾大学経済学部 C
ここまで来た時に、それまで彼のことを半ば無視していた担任の横槍が始まりました。
「九大くらいにしなさい。東大は天才レベルのオールマイティーな成績を出さないと通りませんよ!」
(ちなみに、当時この高校は東大合格者を出したことは無かった。)
それからの1年間は、その子を挟んで高校担任と私たち講師陣の間接的な戦闘のようなものでした。
私「現役ならD判定はC判定と考えて良い。十分可能性がある!」
担任「今度の模試でB判定以上出さないと、調査書書きませんからね!」
その子が一番面倒だったでしょう。
最後の一撃は11月の東大模試。
「E判定」と書いてあるその模試の成績表を片手に、鬼の首を取った如く彼を攻め立て、無理に志望校変更を迫りました。
「ボクの人生ですから、先生には関係ありません。放っておいてください!」
感情を爆発させて放った一言に、担任は何も言えなかったそうです。
半年後
東大文Ⅱ 合格
おまけで彼の友人も2人(文Ⅲ・理Ⅱ)合格。
大事なのは、「どうすればいいか」ではなく「どうしたいか」です。
キミの内なる「欲」に従って行動してください。
後悔せぬためにも。みなさん、。元気が出ました。
あと3ヶ月がんばります。